株式会社 龍マニュファクチャリング・アンド・オートメーション・ギアーズ
Dragon Manufacturing and Automation Gears Co., Ltd.
ギアポンプと 押出機器関連機器の設計・販売・メンテナンスのことなら 龍M&AG
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弊社では、スクリーンチェンジャーをギアポンプの下流に設置することを提案しています。
それにより押出機にかかる余計な圧力を抑え、さらに弊社設計DEXギアポンプと採用することで
押出機全体で30%以上の省エネルギー効果を生むことが可能です。
図-1:
ギアポンプを挟んで、下流にボルト式スクリーンチェンジャーを、
ポンプ保護の為上流にフラットスクリーンチェンジャーを設置している。
スクリーンチェンジャーは、溶融樹脂中の炭化物や未溶融樹脂などの異物をろ過し、製品の品質低下を防ぐ目的で設置されます。また、ギアポンプを傷つけるような大きな固形物を除く目的もあります。
従来は、この2つの目的を適えるため、スクリーンチェンジャーをギアポンプの上流にのみ設置していることが多くありました。
しかし、弊社では、この2つの目的を分け、①製品品質向上の為のスクリーンチェンジャーをギアポンプの下流に設置し、②ギアポンプを保護するためには、ブレーカープレートにフィルター(#10〜20程度)を取り付けることを提案します。
図-2のように、スクリーンチェンジャーが、ギアポンプの上流に設置されていると抵抗となり、押出機自体もある程度の昇圧機能を果たさなくてはなりません。
しかし、押出機は昇圧能力が低いため、スクリーンチェンジャーの為に昇圧をすると余計な発熱を発生させます。そして、必要な押出機吐出圧を得る為に回転数を上げると、樹脂温度が上がり、同時に樹脂粘度が低下するので、容積効率が悪化し、押出機吐出圧を保つために、更に押出機の回転数を上げなければならない状態が発生するなど、エネルギー効率が悪くなります。
スクリーンチェンジャーをギアポンプの下流に持っていくことで、ギアポンプに昇圧機能を十分に発揮させ、押出機の吐出圧を抑えることが出来るので、押出機装置の省エネにつながると同時に、樹脂温度の低減安定を可能にします。
しかし、従来の容積効率の悪いギアポンプでは、ギアポンプのみではダイス及び下流に設置されたスクリーンチェンジャーに充分な昇圧を行えず、スクリーンチェンジャーをギアポンプの上流に設置せざるを得なくなっていました。
スクリーンチェンジャーを設置する場合は、ギアポンプの下流に設け、DEX-GPギアポンプを採用していただくことで、より確実に効果的な省エネを生みます。
図-3 S/Cをギアポンプの下流に設置した場合
図-2 S/C をギアポンプの上流に設置した場合
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